前回はインストールまで終わりましたので、今回はインストール後の3つ作業をレビューしていきたいと思います。
その3つ作業というのは以下の3つです。
データベースとCognosを関連付ける
ApacheなどのServerを立てる。
そのServerの仮想ディレクトリを切る
この3つを行うことでようやくCognosでデータ分析を行うことができます。
まず最初にデータベースとCognosを関連付けましょう。
使用できるデータベースはOracleやSQLServerやDB2など様々ありますが、残念ながらMySQLは使用できません。
やり方としては、Cognos Configurationというものがあり、そこで設定や環境を指定していきます。
上の画像がCognos Configurationの画面ですが、そこのCognos content storeでデータベースを指定します。
私の場合は、Cognos専用で使えるデータベースをインストールしているので、それを使用します。
そのデータベースの場合は初期値で設定されているもので問題なく、変えるとしたらポート番号ぐらいです。
これが終わったら、.mdbなどのデータソースを連携させます。
これはODBCというデータベースにアクセスするためのソフトウェアがWinodowsに入っているのでそれを使用します。
場所は、コントロールパネルの管理ツールのデータ ソース (ODBC)です。
こんな感じで、データを指定します。
注意点としてはシステムDNSに追加することです。隣のユーザーDNSに追加してもCognosがシステムで動いているので見ることができません。
これで間違えなければ、指定したデータが取れます。
2つ目はApacheなどのServerを立てます。
これはブラウザでCognosを動かすので必然的に必要になります。自分の好きなServerを選んでインストールしてください。ただし、トムキャットではダメなのです。
そして最後にそのServerの仮想ディレクトリを切ります。
これがなかなか難しいです。
ApacheなどのServerにhttpd.confというのがありますので、そこに
Alias 仮想ディレクトリ 実ディレクトリ
として、仮想ディレクトリを作ります。
Apache Web Server の場合、cognos8 という別名より前に"cognos8/cgi-bin" という別名を定義し、"cognos8/cgi-bin"という別名は ScriptAlias として定義する必要があります。
ScriptAlias /cognos8/cgi-bin "C:/Program Files/cognos/c82/cgi-bin"
Alias /cognos8 "C:/Program Files/cognos/c82/webcontent"
こんな感じですね。これを一番下にでも書けば大丈夫ですね。
これでブラウザでhttp://localhost/cognos8/cgi-bin/cognos.cgiと入力してコグノスらしい画面が出たら成功です。
次回はCognosのSDKについて少し
Cognos
会社名: Cognos,Inc.
ウェブサイト: http://www-06.ibm.com
本社: Ottawa, Ontario, Canada
設立: 1969
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