2010年9月22日水曜日

早起きは三文の徳の由来

このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマークに追加 Add to Delicious Bookmark この記事をクリップ! Googleブックマークへ追加 Digg
早起きは三文の徳ということばがありますが、これは奈良から来ている言葉で、意味としては「早く起きると徳をすることがある」という意味です。
奈良は今でも鹿が多いところで修学旅行でも奈良で鹿に煎餅をあげた人は多くいるのではないでしょうか。
その奈良の鹿ですが、その当時江戸時代になりますが、奈良では鹿は神の使いとして大切に保護されていました。
また、江戸時代には生類憐みの令が発動されており、動物は大切にしようという風習が進みました。
勿論、鹿であれ猫であれ、どう頑張ってもいきものですから死ぬことがあります。

その死体が偶然に自分の家の前で発見された場合、その家の住人が責任を取らないといけなくなり罰金として「三文」を徴収されるという掟があったみたいです。

それを発見する人はだいたい朝のうちに確認をして、見つけ次第随時徴収という形ですから下手に動物の死体が家の近くにあると大変なので、どこか違う場所に移動させるということで回避をしていたみたいです。

なので、早くおきると三文の徳になるとそのとおりの言葉ですね。

0 件のコメント: