2009年3月28日土曜日

ビルゲイツとスティーブジョブズ

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ビルゲイツとスティーブジョブズは似てるところが多い。
まずは誕生日、両方とも1955年生まれ。
ビルゲイツは1955年10月28日 でジョブズは1955年2月24日
また起業した年も両方とも同じ1975年である。
間違えました、MSが1975年で、アップルは1976年でした。
アップルは1976年4月1日に創立し、法人化したのが、1977年1月3日でした。

そして、両者の一番の特技は:俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの。簡単に言えばジャイアンが現物になった感じですね。


起業当時は、他の会社の製品を真似することなく独自のものを作っていった。
マイクロソフトはベーシックというプログラム言語、アップルはアップルⅠ。しかし、起業してから年を追うごとに他のものを奪い取るようになっていく。

だが、両社ではその取り方が若干違うように思う。

ビルゲイツは他の会社からの奪還が多い、例えばブラウザやOSなど。しかし、アップルは始めはAltoを真似したとはいえ、その後は他の会社からモノやサービスを奪還して製品を展開していくということは見かけなくなった。ただその代わりに、会社内でジョブズが社員から良いアイディアがあったら奪還していく展開が多く見受けられる。
これは、働きがいのある会社ランキングに忠実に現れているのではないであろうか。
マイクロソフトは毎年上位にランクインされている。(リンク先では38位)なぜならば、社員に対して非常に手厚いフォローがあり仕事をする環境が抜群に良いからだと思う。米マイクロソフトはエンジニア社員に一つの部屋が用意され、そこで仕事をする。もちろん装飾などは自由にやっていいので、社員の思い思いの部屋になる。また全ての部屋には窓が完備され、開放感ある雰囲気になってる。
このように社員に対しては、非常に大切に扱い社内では非常に良い職場になっている。

一方アップルであるが、世界で最も革新的な企業ランキングには毎回上位にランクインされ今では世界で1位を獲得している。確かにアップルは世界を変えている。それもものすごい勢いで。
パソコンではマッキントッシュを発売して、これまでにないデザインの良いパソコンを作り人々を魅了し、パソコンのあり方を根底から変えた。そして、iPodでは韓国など東南アジアぐらいしかやっていなかったMP3プレーヤーに参戦し、一気にそのシェアを我が物にした。

こう見ると素晴らしい革新的なことをし、ジョブズとなら世界を変えることが出来ると誰しもが思ってしまうだろう。そうであれば、働きがいのある会社ランキングに上位に入ってもおかしくないのだが、一向に入る気配がない。なぜならば、アップルはジョブズのワンマン経営で、良いアイディアが社内であったとしたら全てジョブズに取られてしまうのである。例えば、マッキントッシュを発売したと言ったが、それは元々ジョブズのアイディアではなくジェフラスキンという別の人が始めた企画なのである。また、ピクサーでは優秀なCG製作者のジョン・ラセターとアルヴィ・レイ・スミスという人がおり、その人たちが中心になりトイ・ストーリーなどを作っていったのですが、最終的に光を浴びたのはジョブズ一人である。
アップルは他の会社に対しては穏やかに物事を進めるのですが社内では、傲慢な奪還が繰り広げられているのである。

こうしてみるとビルゲイツとジョブズでは考え方の差が結構違うのかもしれません。
2人ともジャイアンみたいな行動をしているのですが、その対象が違うだけで会社のイメージが180度違うものになってしまうのですね。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ビルゲイツはBASIC 作ってません。開発者は別にいます。彼は移植しただけ。