2009年3月20日金曜日

渦中のSun microsystems

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3月18日にIBMが65億ドルでSun microを買収しようとしている。という報道がされている。

Sun microは1982年にスタンフォード大学の学生であった、アンディ・ベクトルシャイムとスコットマクネリとビノッド・コースラ、さらにカルフォルニア大学バークレー校のビルジョイの4人で設立したスタートアップである。
ちなみに、Sunの意味は太陽ではなく、Stanford University networkというアンディ・ベクトルシャイムが大学生時代に作っていたワークステーションの名前をそのまま使い、Sun microsystemsになったのである。

Sun microは創立当初マイクロソフトと並ぶライバル会社であったが、それも今では昔のお話である。
ちなみに、創立者兼会長のスコットマクネリはマイクロソフトのことを「ダークサイド」と呼んでいるほど嫌いな会社なのです。

そのSun microもこの不況でマイクロソフトと提携し、マイクロソフトの傘下になると考えていたのですが、ここでIBMが出てくるとは思わなかったですね。

IBMはSun microを買収することによってIT業界1位のHPを追跡し、主にサーバの領域でシェアを伸ばしていくのではないでしょうか。現在サーバはIBMが1位なのですが、その差はほぼ均衡しておりその差を広げるのでしょうか。

まあ、買収は決まった話ではないので、マイクロソフトがのっかかってきてもおかしくないですね。

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