シリコンバレーの地域社会を考えると、HPWayを抜きにして考えられないイメージがある。
例えば日本の会社だと、社長とか部長とか役職名で呼ばないと怒られる風習がある。しかし、シリコンバレーでそんなことをしたら、変りものと思われても仕方ないでしょう。
それは役職も年齢も関係なく、誰がどんな職業で何歳であっても同じ人間として接してくれる。
この根底にあるのがHPWayなのではないか。
HPWayはヒューレット・パッカードの社風で、その風習がシリコンバレーでは一般的です。このHPWayはひとことで言えば、人間尊重ですね。例えば、社長に対して、社長とは呼ばずにデイブとかビルとかニックネームで呼んだり、会社の倉庫は鍵をかけずに、誰でも行き来できるようにするなど、人間を信頼して物事を決定していくのです。
そして、その結果日本やアメリカ東海岸とは真逆の「フラットでオープンでフェア」な環境が作られるように思います。
次回に続く
0 件のコメント:
コメントを投稿