2010年10月31日日曜日

Ustream、9名のレイオフ

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ビデオストリーミングのサービスを展開しているUstreamというサービスを行っている会社があるのだが、最近では日本でもTwitterとともに有名になってきて、テレビでもたまに出てきたりしますね。
サービスとしては、リアルタイムで動画を配信して、それを見ている人がコメントを書けるようなものですね。
日本で言うとニコニコ動画のニコ生放送みたいなものですかね。

ちなみに、僕が最初に参加したコミュニティサービスは意外にもUstreamだったりします。

そんなUstreamですが、全200名の従業員のうち9名のレイオフを行ったそうです。

Ustreamは以下のようなコメントをしています。
今回の件は前向きの判断に基づいて行われたことです。未来に目を向けて、ゴールに向けて全力で進んでいくために今回のレイオフを敢行したのです。

ここでのポイントは、成長のためのレイオフかと思います。
レイオフといえば日本だとリストラと言われているように業績が悪化している時にするのが一般的かと思いますが、アメリカとかではゴールを再確認するために行うことがあるみたいです。
また、日本でもこれに近いものはマクドナルドの「1年で全店舗の1割強に当たる433店舗を一気に閉鎖。その後、5年内に633店を集客が見込める好立地へ移転する。」という計画がそれに近いですかね。

今までは色々なところに手を出して広い分野をやってきたが、迷走し始めると目的がまとまらないので、きりのいいところで目的を再確認し、自分の会社で本当にやっていきたいことをするために事業の再構築を行うといった所でしょうか。

ただ、シリコンバレーでプログラマーなどのレイオフを行ってもその他に働くところはいっぱいありますし、自身の能力も高いので心配事はあまりないと思うのですが、日本だとそうもいかないのが今の現状ですね。

下手に事業の再構築などを行ってしまって人を手放すようにあことがあれば、おそらく新規の人材投入などがうまくいかず、人手不足になる可能性もありますし、職を失ってしまった人も次の職を探すのに時間がかかりそうですから、時と場合を考えなければならない諸刃の剣のような手段ですね。

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