2010年11月14日日曜日
表参道の「Bose Museum Store」に行ってきた
11月14日まで期間限定のストア「Bose Museum Store」に行ってきました。
予想していたより、広いスペースで1階と地下1階の2階構成になっていました。
1階には、ヘッドホンやwave music systemなどがならび、奥のほうにホームシアターが2つありました。
また、地下では目玉であるBoseTV「VideoWave entertainment system」のちょっとした体験会が行われていました。
気になるディスプレイのパネルですが、これはBOSEが作ったのではなく世界有数のパネルメーカーに依頼をしたそうです。
ちなみに金額ですが、アメリカでは$5,349と記載がありましたが、日本の販売価格は682,500円とのことでした。
円高の影響で50万弱で買えるのかなとうっすら思っていたのですが、なんだか逆に高くなっていますね。
しかしながら、壁にはスピーカーもなくサブウーファーもない状況で、あれだけの音が出るとは思ってもいませんでした。
さらにHDMIを4つほど備えているので、PS3だとかパソコンで楽しむことも可能です。
また、地下にはBOSE初のスピーカーである2201スピーカーが展示されていました。もちろんこれは音は出ないのですが、実際に見たのは初めてで、意外に大きくて驚きましたね。
2201はBOSE博士がMITの研究のさなか秘密に作っていたスピーカーで、スピーカーユニットが22個も付いています。
それによって壁からの間接音をより多くし、コンサートホールと似たような環境を作ることが可能になったのです。
ちなみに、コンサートホールの直接音と間接音の割合は11%対89%とほとんどの音が、壁や天井などから間接的に聞こえてくる間接音となり耳に入ってきます。
これにBOSE博士は気づき、スピーカー開発に当たっては間接音を重視したものを開発しています。
まあ、ですのでこの2201がなかったらおそらくVideoWave entertainment systemもなかったということでしょう。
VideoWaveは、壁の間接音を駆使して壁から音が出ているという錯覚を利用した作りになっていると思いますから。
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