2009年4月17日金曜日

オバマ政権にCTO

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アメリカ新大統領がバラク・オバマ大統領になり、新しくアメリカ政府にCTOの役職を作ることが決まっている。
CTOとはchief technical officerの略で、最高技術責任者のことです。
今回アメリカでは、政府運営とアメリカのテクノロジー政策に対して大きなビジョンを打ち出すような人物を探しており、ナードのような技術者を探しているようです。
ちなみに、ナードとは簡単に言えば、コンピュータを触っていれば他に何をいらないというコンピュータマニアのことで、例えばLinuxを作ったリーナストーパルズや、Appleを作ったスティーブウォズニアックや、Googleのセルゲイブリンやラリーペイジなどのことを言います。

しかし、そのCTOはまだ誰かは決まっていない状況にあるらしい。
その候補としては、非常にレベルの高い人たちがリストアップされており、誰になるかが注目です。

以下 候補となっている人

グーグルCEO  エリック・シュミット
ゼロックスCEO アン・マルケイ
アマゾンCEO ジェフ・ベゾス
ベター・プレイスCEO シャイ・アガシ
ヒューレット・パッカードCTO シェイン・ロビンソン
シスコ・システムズCEO  ジョン・チェンバーズ
シスコ・システムズCTO パドメスリー・ウォリアー
マイクロソフトCEO スティーブ・バルマー
マイクロソフト会長 ビル・ゲイツ
インターネットの父といわれる  ヴィント・サーフ
イーベイ創設者 ピエール・オミディアー
サンマイクロ・システムズ創設者のひとり ビル・ジョイ
ロータス創設者 ミッチ・ケイパー
スタンフォード大学ロースクール教授 ローレンス・レッシグ

などです。
ちなみに、私はビルジョイが良いのではないかと思う。
ビルジョイはカルフォルニア大学バークレイ高出身の人ですが、大学時代はUnixを使わせたら右に出る人はいないと言われるほどのUnix使いで、Unixを使ったネットワークコンピュータを世界中に広めると言い続けていた人です。
現在はKPCBというベンチャーキャピタル会社のパートナーとして、次世代クリーンエネルギーを開発している人に投資をしています。
アメリカでは東海岸と西海岸ではエネルギーに対する考え方が違うように思います。西海岸ではシリコンバレーを中心とした、クリーンエネルギーの開発に力を入れているのですが、東海岸はそこまで力を入れていない現状があると思います。
ビルジョイがCTOになることで、そうした差を少しでもなくすことが出来るのではないのでしょうか。

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