Googleは、共同ファウンダーのLarry PageがEric Schmidtに代わって新CEOに就任することを発表しました。
新しく変わるのは2011年4月4日で、今までCEOを務めていたSchmidtは会長に就任し、企業買収、他企業との提携、顧客関係、政府関係、テクノロジーのビジョンなどについて幅広く関与していくという。
今回の人事についてSchmidtはこう書いている。
われわれは意思決定が迅速にできるよう組織階層を簡素化するためにどうすればよいか長年検討を続けてきた。その結果、われわれ経営トップ3人のそれぞれの役割をさらに明確化することが業務責任、説明責任をより効果的に果たす上で有効だという結論に達した。私はLarryはCEOとして会社を指導する準備ができていることを確信している。私はLarryとSergeyを助けて今後も長く働くつもりだ。
また、pageは以下のように言っている。
この10年EricがGoogleのCEOとして傑出した業績を上げてきたことを疑うものはない。現在のGoogleの姿そのものがそれを物語っている。われわれのような強情なファウンダーと毎日かくも密接に付き合い、しかもビジネスを巧みに運営できるCEOはEric以外には世界中どこを探しても見つかるまい。Ericは偉大なリーダーであり、彼から学んだことは図り知れない。私がCEOを務めるにあたって、Ericの助言と努力は今後とも不可欠のものだ。Googleの前には依然として巨大な可能性が広がっており、われわれはそのほんの入口に立っているに過ぎない。私は新たな挑戦に向けて興奮している。
pageがCEOとして日々の業務全般を遂行し、Brinは戦略的なプロジェクトと新製品(開発)を担当する予定なので、Brinは基本的には今までとあまり変化はないと言う感じでしょうか。
今までSchmidtは創立者であるpageとBrinの「大人の監督者」としての役割も務めていましたが、もうその必要はないとTwitterでポストしているので、今後は会長としてアドバイスだけにとどまりそうですね。
ちなみに、Jobsが17日から病気療養のため休職をしており、その後継者が誰になるのかが問題になっている。今のところ濃厚なのは今まで裏で支えてきたTimCookがあがっているのですが、SchmidtはAppleのボードメンバーも務めているので、これからはジョブズが休職をしているAppleに力を入れていく可能性もあるかもしれません。
それにしても、pageは白髪が増えましたね。
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