2010年2月15日月曜日

スティーブ・バルマー

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スティーブ・バルマーは御存知の通りマイクロソフト社のCEOでビルゲイツの学生時代からの仲である。

IT業界に限らずともスティーブという名前の人は結構多く、IT業界だとスティーブ・ジョブズ(Apple創立者)やスティーブ・ウォズニアック(Apple創立者)やスティーブ・ケース(AOL創立者)など、単にスティーブと書かれてしまうと誰のことか混乱してしまうことがたまにあります・・・

スティーブ・バルマーは 1956年3月24日にデトロイトで生まれ、実に優秀な学生生活を送っていました。いわゆるリア充といったところでしょうか。
また、頭も非常に良く特に数学が大の得意分野で、周りからは一歩おかれる存在でした。大学を受験する際、大学進学適性試験(SAT)を受けるのですが、そこで数学が800点中800点をとりかるがるとハーバード大にうかったのです。
最初はハーバードの学生寮に住んでいたのですが、ハーバード大特有のお金持ちな人々の保守性や性格が合わなかったようで、カリアーハウスというハーバードから少し離れた集合宿舎に住むことになった。
そこで初めてかのビル・ゲイツと会うことになる!

ここでどうやって、リア充のスティーブ・バルマーと引きこもりのビル・ゲイツが仲良くなったかというと、お互いのほぼ唯一の共通点が数学マニアだったということである。
つまり、どちらかが数学にハマっていなかったら今のマイクロソフト社はなかったのかもしれない。

そんな2人ですが、大学時代はテストの点など競いあってライバルのような存在で、実力もほとんど対等であったと思われます。ただ、会社の数学の試験を受けたときにバルマーは上位100位以内に入れたのだが、ゲイツは入れなかったそうであった・・・

そして、大学2年生になるとゲイツは「この大学にはもう学ぶことはもうない!キリッ」といって大学を中退してアルバカーキに引越して、レイクサイド校の生徒だった時から友達であるポールアレンとマイクロソフト社を共に設立しました。

その頃一方、バルマーは退学はせず優秀な成績を残して大学を卒業しました。そしてその後スタンフォード大のMBAに入学する予定であったが、スタンフォード大は数年間の社会人経験がないと入学が出来ないとのことで、プロクター・アンド・ギャンブルいわゆるP&Gに入社しました。
そこではブランドアシスタントをすることになる。そのP&Gですが、バルマー自身はものすごく情熱的で活動的で熱い人である(具体的には松岡修造と考えれば問題ないです)が、彼に勝る社員はいなく2年間勤務してやめることになった。
そしてその後スタンフォード大のMBAに入学をした。
1年目は問題なく学生生活を満喫したのであった。しかし、最後の2年目になってマイクロソフト社が営業部の人材が緊急に必要となっていたのである。

かくして、ゲイツ家とバルマー家との戦いが始まった。

ゲイツ家:父「ゲイツ!スティーブを獲得するのだ!」
バルマー家:父「今は大学にとどまれ」
バルマー家:母「試してみるべきかもしれない」
バルマー家:おじ、母「フレッド(バルマー父)マイクロソフトに行ってみるべきだ!」
バルマー「マイクロソフト社に行きます!」

ゲイツ家とバルマー家との戦いというよりかは、バルマー家の父との戦いだったのかもしれませんが・・・
こうしてスタンフォード大を中退してマイクロソフト社に入社したのである。

これ以降は長いので、またの機会に


参考にした本:マイクロソフトCEO バルマー 世界「最強」の経営者


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