2011年7月30日土曜日
半透明なiPhoneは実現可能か
米スタンフォード大学の研究者が、透明なバッテリーを開発した。透明ケータイの実現に向け、一歩近づいたと言える。
ディスプレイだけが透明になっっている時計や携帯、PCなどは結構ありますが、集積回路などを含めてすべてが透き通っているデバイスはさすがにまだないです。
ただ、今回透明なバッテリーが出来たようです。
バッテリーに使う素材を透明にはできないため、同氏は透明でないコンポーネントを目に見えないほど小さくして、透明なように見せる方法を見出しました。
素材は、コンタクトレンズなどに使われている安価なシリコンであるポリジメチルシロキサン(PDMS)を使った。PDMSは電気を通さないため、上の画像のように、PDMSにグリッド状の溝(約35マイクロメートル)を作り、溝に金属フィルムを蒸着させて導電層を設けた。その後、ナノサイズの電極材を含んだ粘性の液体を溝に流し込んだ。
ただ、まだまだ試作品なためバッテリーの容量が通常のリチウムイオンバッテリーの半分程度だそうで、これからの改良によって容量も大きくなってくるのでしょうか。
この論文はこちらから
このバッテリーを開発したクイ氏は、「(Apple CEOの)スティーブ・ジョブズ氏にこのことを話したい。透明なiPhoneが欲しい!」と述べている。
いわゆるこれですね。
これだと天気のいい日に外で携帯を使うと太陽光であまり画面が見れないかもしれませんが、これくらいのものが作れる頃にはそういった問題も解決しているのでしょう。
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