2011年6月19日日曜日

HPが一部のノートブックを日本で生産へ

このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマークに追加 Add to Delicious Bookmark この記事をクリップ! Googleブックマークへ追加 Digg

日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、6月17日、今夏からノートPC製品の一部を東京都昭島市の工場で生産すると発表した。

日刊経済紙The Nikkeiによると、HPは数か月後に、ノートブックの生産の一部を中国から日本へ移す計画らしい。
このカリフォルニアの企業は、最終的には日本で売るコンピュータのすべてを、東京昭島にある工場で作るつもりのようだ。

HPはそのために昭島工場の従業員を50%増員して450名にする。
Nikkeiによれば、日本の労働コストは中国の約4倍だが、しかしHPは、効率の増大と、市場への至近性、“made-in-Japan”という表記がもたらす製品イメージ、そしてとくに、日本の企業顧客に対する納期の短縮に期待している。

同社は既存の製造ラインを使うことと、製品の販路をグローバルとすることにより、ノートブックの価格を従来のレベルに抑えることを構想している。それでいて日本企業への納期は、従来に比べ5~10日は短縮される見込みだ。

昨年HPは、日本のPCの売上で第5位だった(シェアは10%)。

今まで日本HPのPCには大抵“made-in-Japan”と書かれていましたが、これからもより多くの製品が“made-in-Japan”と書かれるようになり、より製品のクオリティが高くなりますね。