2009年4月13日月曜日

アップルⅢ

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アップルは常に時代の先を開拓し、時代を切り開き続けている企業です。
しかしながら、そんな企業でもミスはあるというお話です。

アップルⅢは、1980年にスティーブジョブズが中心となり、開発されたパソコンです。

性能的にはアップルⅡより2倍のマイクロプロセッサーを使い、そのほか付属のドライブなどを標準搭載したビジネス用のパソコンです。
また、価格は4340$から7800$と幅があり、使い道によって買うグレードを選ぶことが出来ました。

しかし、開発の中心人物はウォズニアックではなく、ジョブズだったためその時の技術力を考えず独断で構成を考え、日によって言っている事が変わる状況になってしまったのです。

ジョブズは大学で電子工学を学んでいましたが、ウォズニアックに言わせればほとんど理解できていないと言われるぐらいのレベルでしかなかったのです。
また、ジョブズは大学を中退した後、アタリというゲーム会社に下級エンジニアとして勤めます。そこでブレイクアウトという、いわゆるブロック崩しを作ることになります。しかし、ジョブズは1人で作ることは極めて困難だと判断し、基本設計だけ作り、その他ほとんどをウォズに作らせます。ジョブズのやったことと言えば、ウォズにコーラやお菓子を熱心に運んでくるという仕事を行っただけなのです。

そうしたあまりプログラムの分からないジョブズがアップルⅢを作ったため、ものすごいものが出来上がってしまいました。
一番問題だったのが、空冷ファンはいらないと言い張り、つけなかったことです。空冷ファンが無いと、パソコンに熱がこもり内部のコンピュータが正常に動かなくなります。しかし、ジョブズはアルミ製のシャーシを使っているので、問題なく冷却できると言っていた。
だが、ジョブズの命令はこれだけでなく、大きさについても命令があり、その大きさでは空冷効果を見出すことが出来ない大きさで、結果コンピュータのチップがソケットから外れ動かなくなるといった症状が頻繁に起こったのです。
この時、通常の企業なら新しいのを作り交換をすると思いますが、一時期アップルは対策を考えるだけという対応しかしなかったのです。そしてその対策が以下です。

「アップルⅢの前部を少し浮かし、手を離したときの衝撃でチップの位置が元に戻るよう祈りながら、手を離してください。」

これを例えれば、ブラウン管のテレビの映りが悪くなったときに、ちょっとテレビの横を叩いて直してくださいと言っているのと同じですね。
非常に最悪なケースになりました。
その後アップルⅢは新しく作り直され新品と交換されましたが、その新品も不良品であったのです。
そして、その後もアップルⅢプラスが発売されましたが、後の祭り状態でアップルⅡの足元にも及ばない売り上げで終了しました。
アップルⅢは全てを通してアップル至上一番の問題なパソコンでありました。


参考にした本:アップル・コンフィデンシャル―誰も書かなかったアップル・コンピュータ20年の真実

2009年4月11日土曜日

3大哲学者の覚え方

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フィロソフィーとは哲学という意味です。
哲学というとギリシアの三大哲学者が思い浮かびますが、彼らを年代順に並べることが出来るでしょうか。

実際、普通に覚えると非常に難しいです。しかしながら、哲学を知っているとこの問題は簡単に解くことが出来ます。

ギリシアの三大哲学者といえば、プラトン、アリストテレス、ソクラテスですね。
ここまではたぶん覚えられると思います。

しかし、これだけの情報ではすぐに忘れてしまいます。

これをすぐに覚えるのには、哲学をギリシア語に直す必要があります。
英語ではPhilosophyと書きますが、ギリシア語では最後のyをiに変えてaを加えます。
そうすると、Philosophiaとなります。
これがギリシア語での哲学です。だからなんだと思うかもしれませんが、これがポイントなのです。

このPhilosophiaという言葉は2つに分けることが出来ます。
Philoとsophiaの2つです。

Philoは愛するという意味で、sophiaは英知という意味です。つまり、英知を愛し続けるということが、哲学の意味になっていきます。
ちなみに英知は普通の知識とは意味が異なり、優れた知識という意味ですね。

そして、本題の覚え方なのですが、英知という意味のsophiaを使います。
簡単です

sophia

最初のSがソクラテス

3番目のPがプラトン

最後のAがアリストテレス

これで覚えられましたね。

順番もソクラテス プラトン アリストテレスの順番で並び、sophiaだけ覚えておけば即座に3人を順番に言うことができるのです。

2009年4月10日金曜日

ラリーエリソン Lawrence Joseph Ellison

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ラリーエリソンオラクルというデータベース会社を作った人で、現在世界4番目のお金持ちの人です。ちなみに、シリコンバレーの中ではトップです。また、2000年の年には世界No.1のお金持ちになったこともあります。

そんな彼はよくカリスマと呼ばれます。通常製品や商品を売る場合、物ができてから色々売り込みに行くと思いますが、彼は逆の事をします。つまり、売り込んでから製品を作るのです。ここからしても普通では考えられないことです。実際にまだない物をプレゼンし、顧客をつかんでいく。
どうしたらそんなことが可能になるのかというと、そのプレゼン能力にあります。今ないものを実際ここにあるようなしゃべり方で説明し、人々を魅了していく。これが他にできるのはスティーブジョブズとか、プレゼンの自信のある人しか出来ません。しかし、ジョブズと違うところは、本当にものが無いというところです。もちろんジョブズは製品を完璧に仕上げてから、プレゼンを行います。ただその説明の仕方は、製品を魅力的に説明し、今までにどこにもないものを作ってきたぞと言わんばかりのプレゼンをし、人々を魅了します。

また、昔の安定してしていなかった、オラクルデータベースを冷蔵庫で例えるとこうなるでしょう。この冷蔵庫はどの食品でも長時間保存することが出来て、付属の専用の部品を作ることによって、果物も、お菓子も長時間保存することが出来るとアピールし、また来月には販売することが出来ると言うでしょう。
しかし、実際来月になると、まだぜんぜん完成していなく、出来上がったのはその次の月になり、また果物とお菓子の部品もまだ研究開発中ということが分かり、そして、使っているとなんだか冷蔵庫から煙が出てきてしまう。
これがオラクルデータベースだったのです。(もちろん今はそんなことはございません。)

しかし、その製品であってもシェアは上位にあり、そのブランド力を高めていき、今では不動のトップシェアを誇っています。それが可能にしたものは、やはりエリソンのカリスマ性に尽きるでしょう。

またオラクルには「リスクをとらないことこそがリスクである」という言葉があります。
これは非常にオラクルらしい理念であり、傘下の日本オラクルにも浸透しています。
しかし、日本オラクルが上場する前は、この言葉はあまり浸透していませんでした。それどころか、まったくリスクを犯さないような行動を心がけていたのです。

日本オラクルはアメリカ傘下の企業としては異例で、上場をしている会社です。しかし、上場をしようと企画が出た時はほとんどの社員がまったくする気ではなかったのです。
なぜならば、前述のとおり、アメリカ傘下の会社が上場するということはまったく前例がない出来事でした。それが理由で、上場することは廃止になるまでに至りました。

しかし、当時の日本オラクルの佐野社長は上場に対して前向きに取り組み、絶対に上場させたいという意気込みがありました。
そして、上場するかしないかを最終決定する会議で、以下の言葉をエリソンに言いました


「この会社はいくら良いアイデアや、優れた企画があっても、前例がないの一言で何もしない会社なのですか。」


これに対して、エリソンが黙っているわけがありません。今までも他の会社がやらないことを率先してやってきた会社で、「上場は絶対する」と一言怒鳴り、上場は決定しました。
このようなことがあり、リスクを多く取っていこうと考えたのではないでしょうか。

ちなみに、エリソンは家を日本庭園にするほど日本好きで、自家用のヨットの名前もさくら号やさよなら号と日本語を使うほどです。
また、オラクルという会社名なのですが、日本語にすると神託という言葉になります。これは神からのお告げ、神託という意味で、神がかっているエリソンにしても非常にマッチしているネーミングですね。


参考にした本:日本オラクル

2009年4月9日木曜日

ギル・アメリオ Gilbert F. Amelio

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1943年生まれのアメリカ人で正しくはギルバート・フランク・アメリオ。企業の再建屋とも呼ばれる経営者です。有名なものとしては、ナショナルセミコンダクターという会社を再建したことですね。一時期5億ドルという赤字をたたき出していた会社だったのですが、その会社を過去最高の利益を出し、3年連続の黒字を実現させました。また特許を6個ほど持っているなど、技術者としても非常にレベルの高い人なのです。

そんな経営者ですが、1996年から17ヶ月だけアップルでCEOをやっていたときがありました。そのときアップルはジョブズが追放され、CEOがものすごい勢いで入れ替わっていく非常に安定しない時期でした。いわゆる氷河期の時期ですね。ほとんどの社員がどこかに売却することを考えて行動をしており、その中にはサンマイクロシステムズに買収される可能性もあったのです。
しかし、アメリオはそうは考えずにアップルを再建しようと、様々なリストラを行いました。

ちなみに、余談なのですがリストラという言葉は色々なところで使われると思いますが、本来の意味はリストラクチャリングと言い、企業の再構築という意味です。単に首切りのことをさすわけではないのです。

アップルは非常に混沌とした状況で、次世代OSもまったくまとまっていない状況でした。その中ですので、OSを他の会社から取り入れようと考えたのです。そして、その候補の中にジョブズの作ったネクストという会社も入っていたのです。
ネクストは黒字どころか赤字続きで、潰れる寸前だったのです。しかし、アメリオはジョブズのプレゼンを聞き、その魅力を買いネクストを買収することに決めたのです。

それがいけなかった。

ジョブズはアップルに舞い戻り、水を得た魚状態になったのです。アメリオがCEOをやっていた時期はアップルの歴史の中でもトップクラスに悪い業績で、どんなに対策を打ってもすぐには結果が出ない状況だったのです。それをうまく利用し、アメリオがアップルの経営をしてもまったく向上しないと言い、辞任に追い込む作戦に出たのです。
また、アメリオの対策は非常に基本的なものが多く、アップルらしくないとマスコミからも良い評判は少なかったのです。そのこともあり、アメリオは1997年に辞任をすることになったのです。

その後はジョブズが暫定CEOになり、ネクストの社員をアップルの重役にします。これは通常、買収した側がやる行動であり、買収された側がやる行動ではありません。しかし、そんなことを平気でやる精神が常人からかけ離れています。

アメリオはその後、ベンチャーキャピタリストとして起業を手助けしています。


参考にした本:アップル薄氷の500

2009年4月6日月曜日

未来を作るためには

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これを見たら未来を作ることが出来るとは限りませんので、ご了承ください。

時代の先を行く製品を作るためには2つの方法があると思う。
1つは今ある技術を積み重ねて、新しいものを作る技術的な方法。
もう1つは、これからの技術はこうあるべきだと決めて、新しいものを作る哲学的な方法。

前者は例えばスティーブ・ウォズニアックが挙げられる。ウォズニアックはAppleを作った一人で、ウォズの魔法使いと呼ばれるコンピュータの天才である。彼は学生のときにホームブリューコンピュータクラブでAppleⅠを作り、それをきっかけにAppleを設立します。
AppleⅠは当時非常に優れたコンピュータで、同時期に出たアルテア8800と比べてもそれ以上のパフォーマンスがあったと言われます。されにそれを個人で作ったことも驚きです。
ウォズのコンピュータの作り方は、今ある技術を基に凄いものを創り、それから何が出来るようになるのか考える方法なのです。

一方後者のやり方は、コンピュータで言えばアランケイが挙げられると思います。アメリカ人と日本人で同名とは珍しいのですが、アランケイは日本人の安蘭けいではなく、アメリカ人のほうです。
彼はパソコンの原型を作ったような人で、GUI搭載のALTOを彼が中心に作りました。その延長線が今のパソコンです。
また、彼はXeroxの傘下のPARCで働いていたのですが、そこも会社なので利益を上げなければならない。そうした利益を追求しなければならないこともあります。しかし、彼はこう言います。「未来を予測する最善の方法は、それを発明することである。」と、将来は今の延長線上にあるのではなく、自然の摂理に乗っ取り、自らが考え未来を作り出すことが出来るといい、それをPARCの理念としたのです。

また、BOSEも哲学的な考え方から製品を作ります。例えば101MMというBOSEを代表する製品があるのですが、それは世界一売れているスピーカーとしてギネスブックに載っています。
このスピーカーは今までのスピーカーのあり方を根底から変えたものなのです。今までのスピーカーは良い音質は大きいスピーカーからでないと出ることはないという常識がありました。つまり音質とスピーカーの大きさは比例関係にあるというものです。しかし、101MMは小型スピーカーで高音質という今までの常識を覆してしまったものなのです。
これは販売してからもうすぐ30年が経つのですが、今でも売れ続けている製品でこれからも現役のスピーカーであると思います。
確かにスピーカー技術は年々上がっており、101MMより良いスピーカーは結構あります。しかしながら、まだ売り上げでは勝つことが出来ていません。なぜならば、今作るものが30年たっても売れるようなものではないからです。最近の電子製品はサイクルが短く、1年も経ってしまえばその製品は時代遅れになってしまいます。
そうした中で何十年経っても売れ続けている製品も少なからずあるでしょう。それらは今の時代に合わせたつくりをするのではなく、いつの時代でも対応できるものが多いのではないでしょうか。

2009年4月3日金曜日

モバイルの今後

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この前のエイプリルフールネタはあまり好評じゃなかったので、来年は力を入れて考えようと思います。来年にご期待ください。

さて、モバイルのコンテンツについてです。最近では多くの日本のスタートアップ企業によって広がっています。例えばDeNAやGree、モバイルファクトリーエフルート、ヤフーモバイルなど多くの企業がしのぎを削っています。しかし、まだそのトップシェアを握る企業はなく、これからの展開によって大体の定位置やシェア率が顕著になってくるのではないでしょうか。

今モバイルのコンテンツにおいては日本がどの国より先に行っています。モバイルを使って飲み物が買えて、電車にも乗れて、ご飯も食べれる。そのほか色々な生活をモバイルだけで賄うことが出来ます。しかしながら、世界ではGoogleAndroidやiPhone、ノキア、ブラックベリーなど、これから更に伸びてくるハードやOSが多くあります。日本のコンテンツとそれらハードを組み合わせて作ることで、何不自由ないコミュニケーションツールとして使うことが出来ると思います。

今現在はほとんどパソコンによってインターネットをしていると思います、使用目的は大きく分けて2つ。1つはGoogleなどを使った情報検索や動画閲覧などの情報収集。もう一つはチャットやSNSなどのコミュニケーション。
しかし、これからはそれらはモバイルによって利用する人のほうが圧倒的に増えてきます。そうすると、パソコンはどうなるのかと言うと、個人的な作業がメインになると思います。例えばワードを使って文章を書いたり、Adobeを使って絵を描いたり、あるいはネットゲームをしたり。

このようにモバイルとパソコンでは使用目的がだんだん分かれてくるというふうに思います。

ちなみに、今のモバイルコンテンツ企業の戦いと、1980年代のパソコンの戦いは結構似ているところがあると思います。パソコンではAltoから始まり、MITSのアルテア8800からのマイクロソフトとアップルの戦いになり、どこが勝つか分からない状況でした。もちろんその当時はマイクロソフトとアップルは無名のスタートアップ企業でしたから、勝つ保障なんてどこにもありません。
ちなみに勝ったのはマイクロソフトですね。勝った要因としては、足元を見て堅実且つ大胆な発想によるモノだと思います。アップルはIBMにしか目が行かなく、マイクロソフトは目に入っていなかったことで足元をすくわれてしまいました。またOSを売るのではなく契約をすることで定期的にお金が入ってくるようなビジネスモデルを考えたのもマイクロソフトなのです。

やはり足元を見て、次を見据えた行動が結果をもたらすのですかね。

2009年4月1日水曜日

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McAltoDiary

Googleがベンチャーキャピタルを開始
by McAlto 2009 年 4 月 1 日

その名もGoogle Ventures。最近ではクリーンエネルギーにも力を入れているので、そこにも焦点が当たっているのでしょう、またそのほかにもインターネットやソフトウェアといった専門の領域はもちろんのことバイオテクノロジー、ヘルスケアなどの会社も対象としている。シリコンバレーの大企業がベンチャーキャピタルをやっているというのはそれなりにある。例えばヒューレットパッカードやインテルなどだ。
投資を率いるのは投資家で起業家のWilliam Maris氏とRich Miner氏が率いる。Rich Miner氏は以前からGoogleのモバイルプラットフォームグループで働いていたのですが、William Maris氏は資ファンドを立ち上げるために2008年に雇った人物なのです。

結構力を入れるのでしょうか。しかし、Google当初の全ての情報を整理してどこからでも情報を手にすることが出来るというミッションから結構離れたことをするのですね。
 
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Google

Website: google.com
Location:Mountain View, California, United States
Founded: September 7, 1998
IPO: August 19, 2004

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